人事担当者の役割を見直してみませんか

3月も半ばになり、暖かな日が増えました。桜の花も今年は早そうです。

 

この時期、人事の担当者は一番忙しい季節ですよね。

私の周りでも、「連日残業なんですよ」って声をよく聞きます。

 入退社の手続きから、年度末ということもあり3月までの給与が確定したら、今度は労働保険の「年度更新」に社会保険の算定手続き。。。大忙しは続きます。

 

「労働保険」とは、労災保険と雇用保険のことをいいます。労働者を1人でも雇用する事業所には労働保険の加入義務があります(※任意保険ではありませんのでご注意ください)。そして、「年度更新」とは、年間の保険料を計算して、毎年6月1日から7月10日の間に保険料算定のため、手続きをすることとなります。

 

「算定手続きとは」毎年6月になると「社会保険算定基礎届」が年金事務所から送られてきますので、7月1日から7月10日までに提出します。算定基礎届は、社会保険加入者は全員必要で、パート・アルバイトでも社会保険に入っていれば当然関係します。(ただし、その年の6月1日から7月1日に被保険者資格を取得した人は除きます。)

  

同じ時期に、労働保険の年度更新も行わないといけませんので、会社の人事担当者は大変忙しい時期です。

 「忙しい」という事は「時間が必要」ということです。

そうです。この時期の人事担当者の重要なタスクが、「国への申告」になっている会社が多くあります。

 

でもこの業務、実は簡単にアウトソーシングできます。

 入退社の手続きから毎月の給与計算といった業務はアウトソーシング向きの業務でもあります。

 

少し抱え込んでいる仕事を軽減して、

人事担当者の果たす役割を見直して、チーム力UPを考えてみませんか?

 

成長に、必要なのは、、、大切なのは、、、例えば

経営者のビジョンを共有すること、人が大きく成長する制度、

去年は〇〇だった、今年はここをこう改善して、事業を伸ばしていこう、ここの業務は無駄があるから、別の業務に変えて企画してみよう。。。といったPDCAサイクルの実践等です。

 

人事担当者は、例えば経営者とスタッフの橋渡しとか、チームの目標を達成させる、人を育てるといった役割を果たすべきだと考えています。

今年は、人事担当者が成長に向けて主体的な行動ができるようにスキルアップを目指しましょう。

中小企業にとっては、一人ひとりのスキルが成長を続ける事こそ、会社の成長のために不可欠ですから。

 

特に最近は採用に費用と時間をかけてはいるが、思うように人員の確保ができていないのが顕著になってきました。

採用が難しい分、現在いる社員を育てる環境整備や研修、給与体系の整備など「攻める人事」への一歩を踏み出しては

いかがでしょうか。

 

経営者のみなさま、年度末人事担当の方が何をしているのかをよく見ていただき、是非人事担当者の役割を見直してみてください。

活用できる助成金などもありますので、是非、お気軽にお問い合わせください。

 

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