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働き方改革 重要なのは可視化です

もうすぐ、連休ですね。

今年のGWは、長い企業は9連休ですが、お天気は短い周期で変化すると発表がありました。

北海道は桜が見頃!GW後半は西・東日本の太平洋側で強い雨が心配な様子です。

天気予報の小まめなチェックが重要ですね。

 

さて、過労死自殺があった電通の労働環境改革が注目されています。

先日「インプットホリデー」や「バイタリティノート」などを実施すると発表がありました。

 

プレスリリース 電通の労働環境改革

 

■インプットホリデー

コンディションを整えたり自己啓発に打ち込んだりなど、より良いアウトプットのために自分にインプットする日

 

■バイタリティーノート

パソコンに自動で表示される質問に回答するだけで、マネージャーと本人がその日のコンディションを把握できるというもの

 

 他にも「年間100時間以上の学びの機会を提供や、業務プロセスを見える化し、システムで一元管理、在宅勤務/フレックス/インターバル、オフィス設備(IT含む)の進化、人事制度の見直しなどの項目が記載されていました。

 

試験運用を行ってアンケートも取るようですね。

結果を楽しみにしたいと思います。

 

働き方改革で重要なのは、定量的にGOALを設定し、その進捗をきちんと可視化できる仕組みを作ることです。

電通の記事で、休みがあっても、どうせ家に仕事を持ち帰るだけ。。。なんてツイートがあったようですが、

今でも、休日に仕事を持ち帰ったり、休日に内緒で仕事に出てきたりしている人も多くいます。

折角休日を作っても、家に仕事を持ち帰り逆効果が生まれているのに気づかない、なんていう事がないようにしていかなければなりません。

 

実際、ITを活用したり、仕組みだけ作って働き方改革を進めたのに失敗したという企業が沢山あります。

 働き方改革は制度だけではなくて、経営側や社員のマインド・組織風土を変えていくことが非常に重要なのです。

 

まずは、見える形にしましょう→見えれば気付きます→気づけば動けます→動けば変化します

 

業務の棚卸しや、コントロールできる時間と、コントロールできない時間の区分け、其々を可視化すれば課題は見えてきます。

仕組みと風土の両輪で推進していくためにも、人事制度や働き方改革については、労働法の専門家のアドバイスを受けながら進めるのが良いでしょう。

 

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